このシリーズは、ここ数年、読んでいるのですが、今年の大河ドラマは自分にとって馴染みのない平安時代、主人公も治国平天下志向の強い自分にとっては興味を持ちにくい紫式部ということで、今後、何を読んでいくかの方向性を見出すためにもと思い、まず、これを読んでみました。
いつもながら、わかりやすい上、専門家の解説も懇切丁寧で、紫式部や藤原道真が生きた時代に対するイメージが持てましたし、今後、いろいろと本を読んでいく上でのポイント、イメージのようなものもつかめた気がして、有意義な読書になりました。
天皇や有力貴族が形成していた、当時の権力構造やそれを巡る抗争といった点から、まずは読んでいき、徐々に、当時の朝廷内の文化、風俗といった点についても読んでいこうかと考えています。
ドラマがどこまで興味を持って視聴できるか、まだわかりませんが、こういう機会でもないとこの時代についての本はなかなか読めない気がするので、できるだけ興味、関心を持って読んでいくのが今年の目標です。
