松野、高木、世耕氏らに任意聴取を要請 パー券めぐる事件 東京地検(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
聴取は今週末にかけて行い、派閥内の指揮系統などを確認する予定だ。
特捜部としては、派閥の事務総長など政治家の刑事責任を追及できるかどうか、早めに見通しをつけたいと考えている可能性は高いでしょう。従前の捜査で、会計責任者など関係者の取調べは一通り行い、捜索で押収したものを含め証拠は分析してきているはずで、「共謀」でくくれるかどうか、詰めの捜査を行う関係で、政治家本人の言い分も任意で聞いてみよう、ということではないかと推測します。
行ける、となれば年明け以降、そういう展開になるでしょうし、難しい、となれば、事件のまとめ方をどうするか考えていく、ということになるのではないかと、私は推測しています。
行ける、という判断になった場合、身柄事件には必ずしもする必要はなく、政治家を在宅で公判請求するという選択肢もあります。過去の特捜部の事件で、在宅で政治家を公判請求したケースはいろいろとあります。そうなれば、国会が始まっても不逮捕特権、逮捕許諾請求の問題は生じないことになり、3月中までの終局処理という流れも十分にあるでしょう。