アッシー君には「六本木のカローラ」や「小ベンツ」が必須だった! バブリーな時代のドイツ車御三家とともに青春を振り返ります

アッシー君には「六本木のカローラ」や「小ベンツ」が必須だった! バブリーな時代のドイツ車御三家とともに青春を振り返ります(Auto Messe Web) | 自動車情報・ニュース - carview!

1980年後半から1990年代初頭にかけて、日本を覆い尽くしたのが、バブル景気であった。資産価値の上昇に伴った好景気は社会現象となり、初任給の高騰もさることながら、多くの人が気分的な景気、バブルの泡の中に溺れていた時代でもあったのだ。筆者は当時30代。生意気にもガイシャに乗り、アルマーニでキメて、夜な夜な、青山や六本木、代官山あたりに出没していたのを思い出す。ハワイ三昧だったのもこの頃だ。

私が大学に入ったのが1983年、司法試験に合格したのが1986年、検事に任官したのが1989年ですから、上記の時期に重なります。自分自身が、司法試験受験、司法修習、進路が公務員と、地味な暮らしをしていた一方で、周囲が湧き上がっていたような印象が今でも残っていて、あれがバブルだったのだなと今でも感じるものがあります。私自身には何の恩恵もなかったですが。

それまで、地道に、堅実に暮らすのが大切といった感覚で人々がいたのが、バブル的な感覚、価値観にどんどん引きずられていった時代でもありました。そういう中で、華々しい車も脚光を浴びていたのが懐かしく思い出されます。良い時代であったとも言えますが、ああいう時代が再び来るようには思われません。