薬物使用疾患10年で45%増 3950万人、国連報告書

薬物使用疾患10年で45%増 | 千葉日報オンライン

報告は、21年に世界の15〜64歳のうち推計2億9600万人が薬物を使用したなどと指摘した。15、16歳の5・3%が過去1年以内に大麻を使ったと強調し、若者の脳は成長段階にあり、長期的な悪影響をもたらしかねないと警告した。

最も使われた薬物は大麻で、21年の使用者は推計2億1900万人。コカインは推計2200万人だった。鎮痛作用のあるオピオイド(医療用麻薬)については、過剰摂取による死亡の危険性を強調した。

大麻使用罪創設の是非については、以前、

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と論じたことがあります。仕様を解禁したタイでも、濫用が問題になっているとのことであり、安易に薬物使用を可能にすることによる健康被害を考えると、そういったことには慎重の上にも慎重であるべきでしょう。

よく、酒やタバコに比べて害があるとかない、といったことが議論されますが、酒にしてもタバコにしても有害な薬物の一種であり、ただ、使用について長い歴史があるが故に直ちには違法とされていないに過ぎません。酒やタバコも、決して使用を推奨するべきものではないことが自覚される必要があると思います。