中学生も脱法ドラッグ=うち6割が覚せい剤、大麻経験―「違法薬物の入り口」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130328-00000167-jij-soci

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所が5万人を超える中学生を調査したところ、幻覚や興奮作用を起こす「脱法ドラッグ」を使ったことがある生徒は120人に上ったことが28日、分かった。うち約6割が覚せい剤大麻を使用しており、薬物乱用の低年齢化が浮き彫りになった。

従来は、薬物濫用の入口はシンナーで、そこから、覚せい剤等のハードドラッグへと進むパターンが多かったと思いますが、今や、脱法ドラッグなど、様々な薬理作用のある薬物が容易に入手できる状況になっていて、様々な入口が口を開けて待っている状態、と言っても過言ではないでしょう。
がみがみと叱りつけて罰を与えるだけ、ではなく(厳しく対処することは必要ですが)、薬物濫用がいかに人の心身をむしばみ健康で平穏な生活が困難になるか、服役を繰り返すような人生になり、薬物欲しさに、あるいは薬物の作用で、凶悪な犯罪にすら手を染めかねない危険性、といったことを、小学生くらいから徹底して教育し、薬物から遠ざかるようにする、ということを、かなり意識しそれなりの時間もかけて行うべきでしょう。
記事を読み、それを痛感しました。