iPhoneが高すぎて買えない日本、30年でなぜこれほど貧しくなったのか?

iPhoneが高すぎて買えない日本、30年でなぜこれほど貧しくなったのか?(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

モノの値段(物価)が下がれば、売り上げが減る。だからそこから配る給料も下がるわよね。そうすると、働いている人は前よりもお金がなくなるから、モノを買えなくなる。みんながモノを買わなくなり、モノが売れなくなれば、会社は新しいモノをつくろうとしない。モノをつくるのに必要な機械や設備も新しく買わなくなる。 これがぐるぐる何周もして、モノの値段が上がらずに、給料が下がり続けている。それが日本のいまよ。

生産性の低い産業、企業は社会からリストラし、労働人口をより生産性の高い産業、企業へと移行させ、社会全体を徹底的に構造改革しないと、このままずるずると縮小収縮を重ねていくでしょう。外国人労働者も、少子化、人手不足がここまで顕在化している以上、導入すべきは思い切って導入しないと、社会が成り立たなくなります。

10年程度の期間を設定し、その間、徹底した構造改革を断行し、その中でこぼれ落ちる人々に対しては強固なセーフティネットを設けて受け止めていく、そういう思い切った改革が行われず、既得権益や目先の生活に拘泥しているようでは、明日はないでしょう。

日本という国家、社会全体が存亡の危機に立たされているという意識を、日本国民全体が強烈に持つべきです。