盗作疑惑のイラストレーター・古塔つみが謝罪、トレースは否定 過去YOASOBIやポケモンとコラボ

盗作疑惑のイラストレーター・古塔つみが謝罪、トレースは否定 過去YOASOBIやポケモンとコラボ(KAI-YOU.net) - Yahoo!ニュース

既存の作品を参考にすることは著作権法上では禁止されていない。

著作権侵害が成立するには、依拠性(他の著作物を模倣してつくられたか)と類似性(他の著作物に類似しており、その“本質的な特徴”を感じ取れるか)の2つを満たさなければならない。

よってトレースしたとしても、裁判でその創作性が異なっていると判断されれば、著作権侵害には当たらない。

この記事を読んで感じたのは、一般人がごく普通に生活する上でも、著作権に関する基本的な知識は持っておかないと、思わぬところで侵害が問題になりかねない、ということでした。

インターネットが普及して、膨大な情報が出回り、そういったものを参考にできる度合いが飛躍的に拡大しています。参考にすれば、模倣にもなりやすく、著作権侵害の恐れが出てきます。

難しい、高度なことはわからなくても、上記の記事で指摘されているような著作権侵害の線引き的なものは、わきまえておかないと、大きく足をすくわれることになりかねません。誰しもが気軽に情報発信できる現代においては、正にそこが重要になっていると思います。

そのためには、学校における教育も必要でしょうし、広く啓発活動を進めていくことも、公の機関や社会に求められていると言えるでしょう。

そういうことを考えさせられました。