個人の感染防止策に限界~新型コロナ、専門家が強い危機感~

個人の感染防止策に限界~新型コロナ、専門家が強い危機感~(時事通信) - Yahoo!ニュース

舘田教授は「このような状況になれば、特定の場所を閉鎖したり、そこに集まる人の検査を徹底して患者を見つけ出したりすることが難しく、結果として、感染の封じ込めが厳しくなってしまう」と指摘する。  ウイルスの活動を活発化させる低温や乾燥という気象条件が続き、感染が自然に縮小することは21年の春先までは期待しにくい。幅広い層に感染が広がり、重症化しやすい高齢者にも一定の比率で感染者が出て、医療機関の負担が大きい重症患者が増加していく事態が予想される。

記事にもありますが、自粛疲れや、飲みに行ったり遊んだりといった「コロナ前」の日常の生活を我慢することができなくなって、人が大勢、様々なところへ繰り出したことが、現状の深刻な状態につながっているように思います。もちろん、経済をうまく回すためには自粛自粛だけでは済まないわけで、やむを得ない面もあったものの、残念ながら、感染対策が疎かにされるほうへ振り子が触れてしまった、ということでしょう。

クリスマス禁止、初詣禁止、くらいの強権を発動すべきところでも、戦後の平和ボケで過ごしてきた日本人には刺激が強過ぎて無理で、もう、感染拡大は止められないのではないかと私は悲観的です。

個人での対策にも限界があり、一億総コロナの道しかないのかもしれません。