電線、ケーブル…根こそぎ消えた 南アフリカの鉄道、略奪天国に コロナで停止

電線、ケーブル…根こそぎ消えた 南アフリカの鉄道、略奪天国に コロナで停止(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

南アの鉄道工学の専門家、ウィレム・スプロン氏は「運営する旅客鉄道公社の警備態勢が不十分で被害を食い止められなかった」と指摘する。電線の復旧だけで路線1キロ当たり400万ランド(約2600万円)という巨額の費用が予想されるといい、「これ以上の被害が出なかったとしても、復旧までに3年はかかるだろう」と推測する。

 コロナの影響で憂慮されるものの中には、こういった犯罪の多発、治安の悪化もあるでしょう。日本でも、バブル崩壊後の2000年に入ってすぐの頃、刑法犯、特に強盗等の凶悪犯が増加した時期がありました。その後、鎮静化しましたが、バブル崩壊、経済状態の悪化の影響はあったのではないかと推測されます。そういうことは、コロナの影響によっても十分に起き得るでしょう。

良き経済政策は最大の治安対策でもあることを、為政者が深く認識し対策を講じていくことが、人々の生命、身体、財産を守ることにもつながります。そのことを、記事を読み改めて強く感じました。