無許可納骨堂、15年500柱 横浜市が宗教法人を行政指導

無許可納骨堂、15年500柱 横浜市が宗教法人を行政指導(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

厚生労働省によると、全国の火葬・埋葬者数は約20年前に比べて44万人増え、2017年は約138万人に上った。自治体が運営する公営墓地だけでは足りず、宗教法人などが運営する墓地や納骨堂は増え続けている。

 先日、ミャンマーへ行った際に、ミャンマーでは個人の墓というものはなく、遺骨は合葬されるということで、「遺骨」も対する執着が強い日本人とはかなり異なったカルチャーだなと思いました。

ただ、我々としても、墓や納骨堂に遺骨を納めても、50年後、100年後に、それを誰が弔ってくれるのか、子孫がいても、会ったこともない子孫がどこまで面倒を見てくれるのか、子孫に余計な負担を強いることになるのではないか、といったことを考えなければならないでしょう。

その意味で、私は個人的に、散骨、樹木葬といった方法で、「墓」的なものは残さず死んだらきれいに消えてなくなることに、今は強い関心を抱いています。無から生まれて無に帰る、きれいさっぱりと消えて、他人に、子孫に迷惑をかけない死後というのも考えておく意味や価値はあるでしょう。

記事を読み、そういったことをいろいろと考えていました。