あなたの遺灰を人工衛星に乗せて地球周回軌道に送り込む宇宙葬企業Elysium

http://jp.techcrunch.com/2013/08/10/20130809elysium/

サンフランシスコのElysium Spaceは、顧客の火葬後の遺灰を2000ドルで宇宙へ送ってくれる。同社は数社の商用宇宙船企業と契約しており、来年はフロリダのCape Canaveralから、同社初の人工衛星を軌道上に打ち上げる計画だ。

Elysium社はカプセルを引き取り、宇宙船に乗せるが、そのとき宇宙船の金属プレートに顧客が選んだメッセージが刻まれる。
衛星は地球を数か月ないし数年周回後、大気圏に再突入して炎上する。
Civeit曰く、“衛星は大気圏に再突入して燃える星になります”。

Elysiumのサービスにはアプリが付随していて、それを使うと家族は故人の現在位置を空の上に確認することができる。今はAndroidだけだが、iOSバージョンももうすぐ出る予定だ。

葬送の在り方も、散骨、自然葬など、徐々に多様化しつつありますが、上記のような宇宙葬は、「空の星になる」といったイメージがあり、また、最期はきれいに消えるという潔さもあって、私はとても魅力的に感じました。
本ブログの最後のエントリーとして、宇宙に打ち上げられて最後に大気圏に突入して燃え尽きたプロセスを何らかの形でアップロードできれば、私のことを覚えてくれている人がいる間は、それがお墓代わりにもなって、人知れず苔むしたりする墓石の中に入っているよりは自分らしい気もします。
死んだ後にどうするか、ということに気が向くようになってきたのも、年を取ってきたということでしょう。