<幕末>吉田松陰と弟子の往復書簡発見 徳川光圀の書勧める

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000100-mai-soci

四書の他に「国史略」「十八史略」など日中両国の歴史書など計11点を挙げ、前原の意思次第で議論に応じるとつづった。さらに儒学者林羅山(はやしらざん)や荻生(おぎゅう)徂徠(そらい)ら8人を「心に刺さり、人を動かす言葉がある」と評価。徳川光圀上杉鷹山(ようざん)ら江戸時代の「名君」6人の書物も読むことを勧めている。

これだけの書籍を勧める背景には、相当の読書の蓄積があったはずで、さすがの吉田松陰という気がします。
いろいろと本を読んでいると、教育者として、吉田松蔭は傑出した人物であったことは間違いないようで、こうして、教育者としての姿が垣間見える史料が出てきたのは貴重なことだと思います。
数年前、萩へ行った際に、松陰神社吉田松陰の旧宅跡などへ行き、墓参もしたことが(司馬遼太郎の「世に棲む日日」に出てくるように、それはごくこじんまりとした普通のお墓なのですが)思い出されました。
こうした史料は、ネット上でも見られるようにして、幅広い人々が目にできるようにしてほしいものです。