渋谷暴動の大坂被告公判 裁判員の除外請求 東京地検

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00000549-san-soci

捜査関係者によると、中核派が組織ぐるみで大坂被告をかくまっていたことや、昨年6月の勾留理由開示の法廷で、支援者とみられる傍聴人らが不規則発言で退廷させられたことなども考慮。地裁が除外を認めれば、裁判官のみで審理され、暴力団事件以外では異例となる。

この種の事件で、被告人側としては裁判自体が権力に対する闘争であり、公判でも様々な手段を駆使して対抗するのが通例ですし、裁判所自体が弾圧を行おうとする権力ですから、裁判員といえども権力に加担する者として対抗する対象になるのが自然な流れです。昭和の当時から比べると、その種の裁判闘争は穏やかになってはいますが、そういう裁判を、一般人である裁判員を交えて行うのは極めて困難ですから、上記の措置はやむを得ないでしょう。
今後も、適宜、このように、裁判員裁判になじまない事件は裁判員を除外して行うのはやむを得ないことと思います。