「至急連絡されたし。」定型の緊急電報、夜間受付廃止へ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000117-asahi-soci

NTT東日本と西日本は20日、「父病気、至急連絡されたし。」といった緊急時の定型電報の夜間受け付けを来年1月をめどにやめると発表した。電話で24時間申し込めたが、午後7時〜翌午前8時の間はできなくなる。電話や電子メールの普及で、緊急連絡に使う人が減ったためという。

今では、電話やメール、SMS、SNSなど、即時性の高い、様々な連絡手段がありますから、緊急で電報を使うという需要がかつてより激減しているのは当然でしょう。時代の流れを感じます。
かつては(携帯電話も普及していなかったような時代)、「連絡がつく」「連絡がつけられる」ということが、非常に重要かつ状況によっては困難で、旅行、出張に行く際には宿泊場所とか立ち寄り先を明確にしておかないと、急なことがあっても連絡がつかなくて困ってしまうということがよくありました。その中で、電報というのは字数が限られつつも確実性があり、結構、重宝されてきたものでした。
今でも、例えば逮捕、勾留されている人に急いで連絡を取る際に電報を使ったりと(上記のような即時性のある便利な通信手段が使えない)、特定の状況で便利な場面はあるのですが、慶弔を除いては、そういうニッチな需要で細々と存続していくことになるのでしょうか。