<今川義元>「一度の敗北だけで…」静岡市長ら復権宣言 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170520-00000014-mai-soci

5月19日は義元の命日とされる。命日忌法要の後、田辺市長は本堂に集まった市民らの前で、「京文化に精通し、優れた政治的・軍事的手腕のあった今川義元公の功績を再評価することを宣言する」と復権宣言した。市は今後、文化歴史や観光経済の点で義元に光を当て、地域の活性化につなげていく。

徳川家康が、「東海一の弓取り」と言われる前に、そう言われていたのは今川義元で、文武両道に通じた、優れた人物であったというのがスタンダードな評価でしょう。ただ、桶狭間の戦いで、織田信長の活躍が大きく取り上げられる、その反面で、惰弱な弱将として描かれがちで、大きく損をしている感はあります。桶狭間の戦いでの敗死がなければ、東海地方やその後の日本の歴史に、大きな違いが出ていたかもしれません。
今川義元に正しく光を当てて、その歴史上の位置付けを正しく行うことが求められているということを感じました。