<吃音>「差別受けた」6割 「理解不十分」7割

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160816-00000114-mai-soci

言葉が出にくい吃音(きつおん)を抱える人々を対象に毎日新聞が当事者団体などの協力で全国アンケートを行ったところ、6割強が「学校や職場でいじめや差別を受けた」と回答した。「吃音への社会的理解や支援が不十分」との回答は7割近くに達し、吃音への無理解や社会的支援の欠如が浮き彫りになった。

私は、今でこそ、たまにテレビに出たりもして、そこそこしゃべっていますが、20代頃までは、吃音まではいかないにしても言葉が出にくかったりして、自分でもうまくしゃべれないな、という意識がかなり強くあって、実際にもしゃべったことが相手や周囲にうまく伝わらず悔しい思いをしたことが結構ありました。自分なりに工夫して自分なりのしゃべり方で、なんとか今は仕事したり取材に応じたりする程度にまでなっていますが、そういう経験があるので、上記の記事に出ている、いろいろな悩み、苦しみは他人事ではなく理解できるものがありました。
周囲、社会の理解や親切な対応が、こういった人々に対しては必要と思いますし、そのための啓発活動も、地道に積み重ねていかなければならないでしょう。