映画『ザ・ウォーク』あらすじ・キャスト【地上411mを綱渡り】

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1974年に、フランスの大道芸人フィリップ・プティが成し遂げたワールド・トレード・センター綱渡りを描いたサスペンス・ドラマ映画です。フィリップ・プティの偉業は2008年のドキュメンタリー映画『マン・オン・ワイヤー』に続き2度目の映画化となります。
本作、『ザ・ウォーク』は、高さ411mのビルの上で繰り広げられるサスペンスとその計画を実行するまでのドラマを描いたフィクションであり、映像が残されていないために『マン・オン・ワイヤー』でも描けなかったその綱渡りの実態を目で見て楽しむことが出来る、スリル満点の映画となっています。

この実話を、私は知らなくて、飛行機の中でこれをたまたま観て初めて知りました。私自身、高所恐怖症ではないものの高いところが得意でもなく、この映画で描かれている、目も眩むような高さでの綱渡りには、見ていて頭がくらくらするような気分でした。世の中には、こういう常人ではできないことを簡単にやってのけてしまう、特殊な能力を持った人がいるものだなと感じました。
日本では今月公開とのことですが、今はなきワールドトレードセンターをたっぷり見ることができ、綱渡りというスリリングな世界が存分に描かれていて、かなり楽しめる作品になっていると思います。