国内タイヤ市場の"ガラパゴス"な実情

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140830-00046447-toyo-bus_all

ただ、この先も国内のタイヤ価格が安定的に推移する保証はない。いくつかの構造的な変化が起きているからだ。
1つは原料価格の低下。需要が急拡大した時期に植えられたゴムの木が、ここに来てゴム液を採取できるようになった。
その結果、天然ゴムの価格は2009年ごろの水準まで低下した。原料安の恩恵で利益が出やすくなったタイヤメーカーは、販売価格を下げ、シェア拡大に動いている。
さらに、新興国メーカーの低価格タイヤも存在感を増している。「最近、聞いたことのない中国メーカーに関する問い合わせを受けるようになった」(オートバックス東京ベイ東雲の佐藤洋平氏)。

私は、これまで乗っていたVWティグアンをVWゴルフ(7)Rに乗り換えることになり、今年11月になるとスタッドレスタイヤに交換することになるので今年発売の製品ならどれくらいになるか調べたところ、かなり高くなりそうで愕然とし、2013年発売の型落ち製品を早めにネットで探して(前に使って悪くなかったミシュラン)、最も安かった店で買いました。それでかなり安くは買えたのですが、タイヤの価格の高さを感じていたので、上記の記事の、国内タイヤ市場での価格高止まりは実感を持ちつつ読みました。
選択の際、ネットで、台湾メーカーの製品も見かけて、これが激安だったので心が動き、ネットでのレビューをいろいろと読んでみたのですが、一抹の不安が払拭しきれず、人里離れた山の中で走行中にパンクしたりしても困るな、などと思って、買う寸前で見送りましたが、それほど悪いレビューもありませんでしたから、価格面を重視してそういった製品を買う人も、今後、増えてくるだろうな、とは思いました。
今後、数年経てば、タイヤ価格が「価格破壊」状態になって、前は高かったな、と思いながら気軽に買えるようになるのかもしれません。