ドコモ「カケホーダイ」の狙い──値上げになるケースも?

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新プランでは、Xiユーザーが音声通話を利用する場合は「カケホーダイ」の契約が必須で、従量課金制は選べなくなる。カケホーダイは月額2700円(税別、税込み2916円)で、他社を含む国内固定・携帯電話と通話し放題になる。
既存のXi向けプランと比較すると、一般的なプラン「タイプXiにねん」の場合、49分以上通話すると2700円を超える計算だ(基本使用料月額743円+1分40円×49分=2703円)。同プランのユーザーで月に49分以上通話する(無料通話先除く)場合は、新プランのほうが得になる一方で、音声通話をほとんど利用しないユーザーでは維持費が高くなる。

一方で、1人暮らしで毎月データをヘビーに使っているユーザーは、既存のパケット定額プラン最上位「Xiパケ・ホーダイ フラット」のほうが安くなりそうだ。Xiパケ・ホーダイ フラットはデータ上限が月間7Gバイト(7Gバイト超過後は2Gバイトごとに2500円)で5700円。新プランの1人向けで7Gバイト使うと7000円(5Gバイト5000円+2Gバイト2000円)かかることになり、既存プランのほうが1300円安い。

私の場合、IP電話の050plusを、出先での、仕事上のメインにして、従来使ってきたドコモの番号は主として待ち受けで使い(昔からその番号を知っている人が多いので)、かけるときは050plusで割安、という路線できていて、Xiユーザーが音声通話を利用する場合は「カケホーダイ」の契約が必須で従量課金制は選べなくなる、というのはちょっとどうよ、という感じですね。
ただ、通話品質、という点では、050plusよりもドコモ回線のほうが良いのも事実なので、今後は、050plusよりドコモ回線でかけることが(定額で掛け放題である以上)増えることになるだろうと思います。IP電話に奪われつつあった通話が、ある程度は取り戻せそうですが、この機会にIP電話に絞ってしまおう、MVNOのsimに乗り換えてIP電話で済ませよう、といった動き、流れになってくる可能性もあって、どこまで成功するかは何とも言えないものがあります。
人それぞれ、使い方が異なるので、自分に合った使い方で、それでなくても消費税増税で負担が増えているところにさらに負担増にならないようにしたいものです。