猪瀬氏事務所など捜索=5000万円受領問題―東京地検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140322-00000052-jij-soci

関係者によると、捜索が入ったのは、猪瀬氏の個人事務所(東京都港区)のほか、徳洲会との間を仲介した政治団体一水会」の木村三浩代表(57)の事務所(新宿区)など。

報道によっては、上記の事務所だけで、猪瀬氏の自宅を含めていないものもあって、情報が明確ではないのですが、徹底した捜索を行うのであれば、重要な関係者については自宅も対象とする必要があり、そこまでやっていないのであれば、やる気に疑問符が付く捜索ということになるでしょう。
あくまで1つの可能性ですが、不起訴という結論が見えてきたものの、捜索を行っていないことが捜査の不十分さと結びつけられ不起訴になった場合に確実に検察審査会の審査が行われた際にそこを突かれるのを避けるため、ということは考えられるように思います。捜索を行うのであれば、もっと早い時期に行わないと、関係者の取調べを行った後に、おもむろにやっているようでは、罪証隠滅が先行している可能性が高くなってしまいます。その意味で、この時期のこの捜索にはあまり積極的な意味を見出しにくいように思います。
あくまで推測ですが、今月末の不起訴処分が70パーセント、年度をまたぎ4月乃至5月、あるいはもう少し引っ張って夏前の不起訴処分が20パーセント、サプライズの起訴処分(略式命令による罰金刑を含む)が10パーセント、の各可能性という気がします。あくまで推測、憶測です。