ソニー、パソコン事業売却へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140205-00000040-jijc-biz

ソニー <6758> がパソコン事業を投資ファンド日本産業パートナーズに売却する方向で交渉していることが5日、分かった。近く正式発表する。

今日は、このニュースが流れていて私も驚きました。VAIOは、今までノートパソコンで2台ほど使ったことがあり(うち1台は現在も使用中)、所属する法科大学院で貸与されているデスクトップもVAIOで、その洗練された使いやすさは気に入っています。
ただ、元々、価格が高い上、MacBookAirが安いものは10万円を切る程度で買えてしまうのに対し価格が高止まりしていて、では、それだけのコスをかけるだけの意味、価値があるかというと、そこは個人の好みもあると思いますが、疑問もあって(あくまで私の疑問ですが)、最近は、新しいVAIOが出ても、いいな、とは思いつつ買おうという購買行動には出なくなっていました。以前は、VAIOを持っている人をよく見ましたが、最近はAppleのノートPCを持っている人が目立ち、おそらく、VAIOは以前い比べてかなり売れなくなってきているのではないかと実感しています。その流れの中でのこの事業売却は、避けては通れない道であったと言えるでしょう。
VAIOのブランドは存続すると思いますが、利用者は、あくまで「ソニーの」VAIOソニーの技術力に支えられ生み出されるVAIOに魅力を感じていたのではないかと思います。そうではなくなったVAIOは、おそらく、名前は同じでもかなり違ったものになる可能性が高いでしょう。その意味で、人々に愛され支持されてきたVAIOは、PCの歴史の中で静かにその歩みを止め人々の前から去ろうとしているのだろうと、寂しく感じるものがあります。