http://sankei.jp.msn.com/life/news/130916/trd13091612570014-n1.htm
都営浅草線押上−泉岳寺駅間の約11キロに新線を通す「都心直結線」と呼ばれる国の構想もある。羽田と成田の両空港が結ばれ、千代田区丸の内地区には新東京駅が設けられる。羽田と成田から東京駅までそれぞれ30分、55分程度かかっていた所要時間が18分、36分に短縮する。
政府の成長戦略に盛り込まれ、国交省は来年度予算に調査費3億円を要求しているが、担当者は「調査もこれからの段階で到底間に合わない」と話す。
羽田空港に国際線ターミナルができ便利になってはいますが、都心へアクセスする公共交通機関が、リムジンバス以外は京急とモノレールだけで、輸送能力も現状では限られていて、あと7年でどうするのか、と危惧を感じます。現状では、京急なら品川、東京モノレールなら浜松町へと、外国から来た人々がやってくることになりますが、どちらも、狭くてごちゃごちゃした駅で、オリンピックで人が膨大にやってくるようになったら、現状ではとても対応できないでしょう。
上記の記事にある「都心直結線」も、以前から国交省が提唱しているもので、完成すればかなり便利になりますが、国交省の担当者が到底間に合わないと言っているのですから到底間に合わないのでしょう。
7年後のオリンピックまで、箱物は何とか間に合っても、交通網の整備はかなり厳しいものがあり、できることはぎりぎり何かを早急に明確化して、すぐにでも着手しないと、世界中から人が集まる中、大混乱が生じかねないでしょう。今後、懸念される点です。