江田島8人殺傷 カキ業者に多くの実習生 研修制度でトラブルも

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/638235/

カキが全国に出荷される冬場のシーズンの仕事は主に殻むきで、この会社では勤務時間は午前6時半〜午後4時。食事などは実習生が自分たちで作っているという。

外国人研修生権利ネットワーク(東京・台東区)によると、こうした研修制度は発展途上国への技術移転や人材育成が目的で、平成5年に始まった。しかし、低賃金や長時間労働を強いられるなどトラブルが多発。

私は広島出身なので、その状況や雰囲気がわかるのですが、広島湾沿いには、養殖したカキを殻から取り出すカキ打ち場(昔からよくあるのは、小さな小屋のような建物ですが)があって、そこで、作業する人(昔からよくあるのは、地元のおばさんやおばあさん)が黙々と作業をする、ということがされてきたものでしたが、おそらく、そうした単純作業をやる人の確保は相当難しくなっているのではないかと推測されます。そういう状況の中で、外国人研修生が働く機会が多くなっているのではないかと思われますが、意思疎通が難しかったりして、雇う側、雇われる側、双方に難しさはあるのでしょう。こうした、最悪のことになるまえに、回避する手段、方法はなかったものかという気がします。
既に存在はしているのかもしれませんが、特に雇われている側の外国人について、トラブルや悩みについて電話相談を受ける体制を整備するなど、できることはやる必要を感じます。