原爆ドームから散った石、近くの川に 小学生が引き上げ

http://www.asahi.com/national/update/0712/OSK201007120238.html

原爆投下時に旧広島県産業奨励館(現・原爆ドーム)から落下したとみられる四つの石がドーム西側の元安川の岸で見つかり、広島市本川小の6年生約60人が12日、引き上げ作業をした。8月5日から県立美術館(同市)で開催される企画展で展示される。

広島県産業奨励館は、わずかに残る写真等で見ると、凝ったデザインの、戦前の洋風建築の代表作とも言えるような立派な建物で、原爆で壊滅していなければ貴重な建築遺産となった可能性が高いのではないかと思います。今の、無残な姿からは想像がつかないものがあるのですが。
こうした、川の中からの引き上げ作業等を通じて、平和が潰えた時に何が起きるのか、いかに平和を維持しなければならないか、そのためには何をすべきか、といったことを子供たちに考えてもらいたいものだと思います。
間もなく、65回目の原爆祈念日がやってきます。