http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-35029107-cnn-int
政治ニュースなどを伝えるメディアが、街頭インタビューの代わりにインターネットの短文投稿サイト「ツイッター」の書き込みを引用するケースが目立っている。しかしツイッター上の意見は一般世論と必ずしも一致しないことが、米調査機関ピュー・リサーチ・センターの研究で分かった。
ツイッターは世論と比べてリベラル寄りのときもあれば、保守寄りのときもある。全体として否定的な意見が多いのも特徴だ。
世論調査と違って、利用者はそもそも自分が重要だと感じる話題についてしか発言しない。
ツイッターの世界では、他人の批判や悪口が何より盛り上がるということも忘れてはいけない。
上記のような特徴は、ツイッター(ツイッターに限りらず他のSNSでも)における「偏り」につながっているでしょう。そういった偏りは刺激につながり場を盛り上げおもしろくしますが、その影響を受けすぎることで、知らず知らず、思考、発想にバランスを欠くようになる危険性を持っているのではないかと思います。いろいろなツイートを読んでいると、なぜ、こういった奇妙な思考、発想を堂々と披瀝しているのかと不思議に思うことがよくありますが、その中には、こうした陥穽に思い切り落ちている、という人もいそうです。これは、私自身も注意しなければならないところだと感じています。
やはり、特定のものにはまりこむのではなく、こちらをみたらあちら、という感じで、あれこれ見て読んで、多面的に取り組み考えて行くということが必要で、それによりバランス良く考え発言することにつながるように思います。