http://japan.internet.com/webtech/20130208/1.html
私見だが、Apple はスマートフォンビジネスにおいて、いまや機能面では遅れを取りつつあると思う。他社は追い上げを見せており、Samsung は強力なライバルとなった。そうなったのは、彼らが優れた製品を生み出してきたからだ」
「Apple の新製品の発売は、私にとって、必ず参加しなければならない大規模コンサートのようなものなのだ。もちろんオンラインで購入することもできるし、Apple ストアの店長に頼めば、倉庫からこっそり持ち出して渡してくれることだろう。だが、それではだめなのだ。私は、他の一般ユーザーと同じ体験をしたいのだから。だが、1つだけ確かなことがある。もし、Apple がくだらない製品を作ったりしたら、私は列には並ばない」
ウォズニアック氏が、今なお、多くの人に支持され信頼される理由が、この記事を読むとよくわかりますね。偉大な業績、名声に安住せず、常に一般ユーザーの目線を保ち、同じ経験をしながら製品、サービスをシビアに見る、ということは、なかなかできることではないと思います。こうした高い見識が、今のアップルに、どの程度生かされ役立っているのかはよくわかりませんが、スティーブ・ジョブズ亡き後、次第に迷走の傾向を強めつつあるアップルは、ウォズニアック氏の声、意見に謙虚に耳を傾ける必要があるでしょう。ウォズニアック氏の澄み切った目に、アップルが上記のように見えている、ということを、アップル関係者は、十分深刻に受け止めるべきだと思います。