暴言ツイッター問題 公務員のSNS利用ルールを検討へ 総務省

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/7/1746.html

現在、省庁にはSNSの利用に関して明確なルールはなく、新藤総務相は会見で「各府省の職員に対して注意喚起を行う必要がある」と指摘。国家公務員の人事行政を担当している総務省として、省内で具体策を検討するよう指示したことを明らかにした。

本ブログの過去エントリーをたどると、

アップル、従業員のSNS利用に関する社内ポリシーが流出
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20111205#1323062427

でコメントした、アップルのものと思われるものが、よくできていると感じた記憶があります。そこにある、

Appleの従業員であることを明かすと、同僚や製品、グローバルブランド自体があなたに関連づけられてしまう。したがって、オンラインでの行為はAppleのポリシーと一致するものでなければならない。

を、「暴言官僚氏」と照らし合わせると、匿名とはいえ、事実上、身元が明らかになっているツイートでのことですから、「オンラインでの行為は所属先のポリシーと一致するものでなければならな」かった、ということになるでしょう。
他には、過去エントリーで、

ブログ利用「実名・勤務先明記」を奨励 日本IBM
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20100421#1271815083

でコメントした、日本IBMのものも参考になります。そこでは、

「日々の仕事を忘れないでください。オンラインでの作業があなたの仕事やお客様へのコミットメントを妨害することのないよう、注意してください」

とあり、「暴言官僚氏」が、こういう点に注意してツイートしていれば、暴言官僚として日本SNS史上に普及の汚名を残さずに済んだ可能性が高そうです。
よくできたガイドライン、ポリシーを公務員向けに作っておくことは、有益かつ必要なことでしょうね。