ウォズニアック氏、「ジョブズが逝ってから毎日多忙で…」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130421-00000001-cwj-sci

「あらゆるアイデアにオープンであるというスタンスは、わたしが以前勤めていたHewlett-Packardの価値観と似ている。そこでは良質なトップダウンのコミュニケーションを是としていた。(中略)社員は直属の上司にしか意見を言えず、その上司がそのまた上司に、そのまた上司がまたまたその上司に話をするといったルールを定めてはならない。経営陣に近い場所にいる上司たちには、組織の上層部であれ下層部であれ、だれとでも完全にオープンな形で対話をしてほしい」(ウォズニアック氏)

こういうコミュニケーションの在り方は、とても重要だと思いますね。組織の中で、様々な人が介在することで、真の問題点や危険性が見えなくなってくる、それが顕在化して組織が深刻な事態に陥る、というのは、よく見られることです。インターネット、SNSといった、便利なコミュニケーションツールが発達してきてことで、そういったものを、ビジネスの場でも活用して、多様かつ有益な意見をできるだけダイレクトに吸い上げ取り入れるということが推進されるべきでしょう。さすがにウォズニアック氏は良いことを言うな、と感じます。
ウォズニアック氏の近況は、

スティーブ・ジョブズが逝ってからというもの、わたしの人生は多忙を極めていた。おそろしいほどの数の出張、講演、さまざまな人々との打ち合わせが積み重なっていた。

とのことですが、スティーブ・ジョブズと2ショットで登場する姿を、また見たかったということを、改めてしみじみと感じました。