au年末年始 通信障害 通常の7倍のデータ量集中

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013011702000102.html

昨年十二月三十一日の障害は、LTE対応端末からのアクセスがauの想定を超える通常の約七倍まで増加したことで、通信設備が対応しきれなかったためという。今月二日の通信障害は、通信関連のソフトウエアの不具合で異常が発生。対応マニュアルに不備があったため、復旧作業中に誤って制御装置を止めてしまった。

通常の約7倍、というのが、通信キャリアがいかに過酷な状況に置かれているかを示していますね。昨秋以降、LTELTEと、LTEを強調する販売戦略が目立ちましたが、auであれば、元々ある、安定していてエリアも広いwimaxもあり、こうした一時的に、さばき切れないほどの通信が殺到する事態に備えて、LTE以外に利用者を分散させることを、日頃から考えておく必要があるでしょう。3Gのデータ通信の料金を思い切って下げて、そちらへ利用者を誘導する、といったことも考えるべきではないかと思います。
こうした通信が、ライフライン化している中、今後、ますます通信キャリアの取り組みは厳しさを増すだろう、と感じます。