http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35685
J・C・ペニーという社名ロゴを変え、社員600人を解雇し、売り上げ増を見込んだプロモーションもことごとく失敗。今年の第1四半期の売り上げは前年比20%減。株価も前年比で30%減だ。
社員の一部からは「社内はまるで葬式のように暗くなった」とまで言われている。
良かれと思ったことによって顧客を失い、社員からの信頼も失い、収益は激減するという負のスパイラルに入ってしまった。ジョンソン氏が社内外で話をすると、必ずアップルの成功譚を持ち出し、周囲は辟易している。
最近、
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を買って読み始め、第一部の三分の二くらいまで読んだところですが、真珠湾作戦やその後の連戦連勝で勝ち誇った日本海軍が、ミッドウェー作戦で惨敗するにいたる経緯が克明に描き出されているのを読みながら、勝ち続けることの難しさ、成功体験が人を、組織を慢心させ傲慢にして次の失敗へと悪魔的に引きずり込んで行く恐ろしさ、といったことをひしひしと感じています。
アップルストアと百貨店では、顧客層も売っているものも、顧客が求めているものもかなり異なると思われますが、アップルストアでの大成功という「明」とその後のJ・C・ペニーでの上記のような「暗」を見るとき、歴史は繰り返す、ということを感じずにはいられません。