http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120604/1041330/?ST=life&P=1
きっかけはフォルクスワーゲン「ティグアン」だろう。2007年のフランクフルトショーで登場し、欧州で発売。いわば“ゴルフのSUV版”で、小さくてもプレミアムでヘビーデューティーというイメージで日本でも人気を博した。
VWの場合、既にラージSUVの「トゥアレグ」が存在したのも良かった。ムード的に近い上、コンパクトで取り回しやすく、装備充実で、300万円台というのが効いた。ブランド性、使い勝手、クオリティー、コストパフォーマンスとすべてを満たしていたのである。
というわけで最後発のQ3。一体どういう戦略で来るかと思ったが、乗ってみると超予想通りで、イメージ通り! BMW X1ほどのインパクトやお買い得感はないが、確実にアウディファンや、今までにないSUVを好む人に訴えるシンプルな良さがあった。というか“人はアウディをなぜ選ぶのか”ということをよく分かっていると思った。
それは「小さくても静かで高級」なことに尽きる。
今日は名古屋に出張していて、先ほど、事務所に戻ってきた際、事務所の前を走っているアウディQ3を見たのですが(実車を見るのは初めてでした)、高級感があり、スタイリッシュで、やはり、良い車だな、と思いました。
私は、3年前からティグアンに乗っていて、最近、新ティグアンに乗り換えたのですが、最後までティグアンとともに考えていたのが、このアウディQ3でした。上記の記事で紹介されているように、かなり魅力的だったのですが、コストパフォーマンスや、乗りやすさがわかっていて慣れていること、VWが提示した条件がかなり良かったことから、新ティグアンに決めました。とは言え、アウディQ3にも強い関心を持っていて、機会を作ってどこかで試乗してみたいとは思っています。
アウディQ7、VWトゥアレグのクラスになると、サイズが大きく、特に東京のような、狭い駐車場が多く、狭い道をちまちまと走らなければならないようなところでは乗りにくくなりがちですが、アウディQ3、BMW X1、VWティグアンのような車は、コンパクトで取り回しやすく、コストパフォーマンスも良いので、今後も注目を集めるのではないかと思います。