公衆無線LAN会社、情報改ざんの疑いも

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20111208-OYT8T00252.htm?from=tw

これらの接続ポイントでサイトを閲覧し、大手ネット通販「アマゾン」のアフィリエイト広告を通じて商品を購入した場合、本来の広告料入金先であるサイト運営者のIDを、勝手にコネクト社のIDに改ざんするプログラムが組み込まれている恐れがあるという。

こういったことを、意図してやっていたのであれば、電子計算機使用詐欺罪(刑法第246条の2)

前条に規定するもののほか、人の事務処理に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与えて財産権得喪若しくは変更に係る不実の電磁的記録を作り、又は財産権得喪若しくは変更に係る虚偽の電磁的記録を人の事務処理の用に供して、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者は、10年以下の懲役に処する。

に該当する可能性が高いでしょう。アマゾンへ虚偽情報を与えて、本来、得られないアフィリエイト収入を得るというタイプの詐欺になると思います。
ただほど高いものはない、と言いますが、無料をうたい釣っておいて公衆無線LANを使用させ、情報を盗み取るというのは、やる気になればできてしまうことで、こういった危険性があるということは利用者として頭の片隅に置いておくべきではないか(悲しいことですが)と思います。
得体のしれない公衆無線LANサービスには手を出さない、3G、wimax、Xiといった、持ち歩いている端末でネットにつなぐのをデフォルトにしておく、といった自衛策を講じておくべきなのかもしれません。こういった分野でも、「性悪説」で臨む必要がありそうですね。