S・ジョブズ氏の歩み--成功の礎となった試練の時代

http://japan.cnet.com/news/commentary/35008663/

スティーブ・ジョブズの歩みがよくわかる記事ですね。

皮肉ではないか。ある人物による完全さの追求と、自分が設立した会社から解雇されたことへの怒りから生まれたOSが、Michael Dell氏が予言した運命からAppleを救ったのだ。歴史の展開が少し違っていたら、そしてJobs氏が1980年代後半を、自分の庭の手入れや欧州旅行で費やしていたら、Appleはもはや存在しなかったもしれない。また、コンピュータ業界も現在とは全くかけ離れた場所になっていただろう。

読んでみて、しみじみと感じるのは、ジョブズの人生は成功のみに彩られていたわけではなく、Appleを追われた後は、正に、「復活と再生」の人生であった、ということでした。最後は、成功と賞賛の中で人生を終えましたが、それが、逆境や酷評を乗り越えた末のものであったということに、我々は学び、自らの糧とすべきではないかと思います。
ジョブズは、多くのものを遺して旅立って行ったということでしょう。