ロジクール タブレット キーボード for iPad TK600

LOGICOOL タブレット キーボード for iPad TK600

LOGICOOL タブレット キーボード for iPad TK600

私は、Appleのワイヤレスキーボードと、オリガミという、そのキーボードのケースと置き台を兼用したものを持っていて、出張の時などはそれらとiPadを持って行くことが多いのですが、ロジクールが、似たコンセプトの製品を発売したので、早速、入手して使ってみました。
結論から言いますと、私は、今までの慣れもあるとは思いますが、Appleワイヤレスキーボードとオリガミの組み合わせのほうに使いやすさを感じました。
その理由は、

1 Appleワイヤレスキーボードの傾斜角度、オリガミにiPadを立てかけた時のiPadの傾斜角度が使いやすく感じられたこと
2 キータッチの点で、Appleワイヤレスキーボードのほうに、適度な「固さ」があり、入力しやすく感じられたこと
3 オリガミのほうが、ソフトタイプのケースでキーボードを挟み込んで持ち運ぶ形になっていて、プラスチックケースにキーボードを入れる形のロジクールより、強度が感じられたこと

といったことでした。ロジクールでも、置いたiPadの傾斜角度は、スライドの引き出し方により変更はできますが、仕様で「最適」を打ち出しているオリガミは、さすがと思わせるものがあります。
ただ、価格面で、ロジクールのほうは魅力的ですし(アマゾンでは5000円ちょっとで売っていますが、アップルストアで、Appleワイヤレスキーボードは6800円、オリガミは2980円で、安く売っているところを探して買っても、Appleのほうが少なくとも1.5倍程度にはなるでしょう)、ロジクールのものは、私が今まで使ってみたワイヤレスキーボードの中でも、出来は良いほうで、コストパフォーマンスの良さからも、買って損はなく、十分使える製品と言えると思います。
特に、ロジクールのほうにメリットがあると感じるのは、iPadの置き台(持ち運ぶ時にはケース)が、キーボードと分離されているので、iPadを適当な位置に置いて使えることで(オリガミではキーボードを固定して使うためiPadの位置が変えられない)、そういった使い方をしたい時には、今後、ロジクールのほうを持ち出すことになりそうです。