支援物資に変化 大規模配送→個人のニーズに合う物

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110619/trd11061921430020-n1.htm

代わって主流となっているのは、ベビーカーやアレルギー食など個人のニーズに合わせた支援だ。物資に限らず、ボランティアの募集や応募など、互いのニーズを仲介する複数のインターネットサイトが人気となっている。現在の需要を把握できるため、支援のだぶりも回避できる。

こうした支援が実を結ぶ一方で、現地に中古品や不用品を送りつける例も後を絶たない。複数のNPO団体によると、汚れたままの服や使用済みの学用品を送る例や、「送料はそちらで」と着払いで送る例もあるという。あるNPO団体代表は「着の身着のままで避難した直後は中古衣料にもニーズがあったが、今はほとんどない。これから暑くなるのに冬物では保管場所に困る」と打ち明ける。

震災発生から3か月余りが経過し、支援についても、よりきめ細かく行う必要があるということでしょうね。中古品や不用品を送りつける、といったことは論外で(中には有用な中古品もないわけでなないと思いますが)、送る側としても、頭を使い、気を使う必要があるということではないかと思います。それがなかなかできない人はお金を出しましょう、ということも言えそうです。
記事では、インターネットの活用ということが紹介されていますが、米国で盛んなクラシファイドのようなサービスが、これを契機にうまく立ち上がれば、震災関係だけでなく日常生活の中でもうまく活用されるのではないか、という気がします。