http://www.gizmodo.jp/2011/06/chrome_ospc_2.html
一方、Samsung Series 5 Chromebookそのものの今後に改善を望みたいポイントといたしましては、やや非力なパフォーマンス面の向上でしょうか。Chrome OSは軽いはずなのに、なんか動作が重いよなって感じられる場面が、とりわけ動画の閲覧中に多々ありましたよ。Flashの再生でもたつくことが目立ちましたし、HDクオリティーの動画もスムーズな再生は難しそうです。3Dゲームにもとてもじゃないけどついてはいけないかなぁ。
プロセッサーにはデュアルコアで1.66GHz駆動の「Atom N570」を採用しており、メインメモリーも2GBと、サクサク動作のChrome OSには余裕のスペックにも見えなくもないんですけど、ウェブベースでバリバリと使えるパソコンを目指すのであれば、もうちょっと性能アップを望みたいですよね。ハードウェアデザイン的には、決して超薄型や超小型サイズというわけでもなく、まずまずのサイズのノートPCだって重さや大きさに仕上がってますから、だったらもっとパフォーマンス面でのパワーアップを期待したいというところでしょうか。
やや辛口のレビューで、それだけに参考になりますが、上記のような「非力さ」は、以前から指摘されていたように思います。まず、戦略的に、価格を抑えたところからスタートし、利用者に慣れてもらって、徐々にハイパフォーマンスの製品を出そうということではないかと推測しているのですが。今のところこれ1台で用が済む、ということにはならず、メインのPCがあって、その補助的な役割にならざるを得ない、ということも、こうした路線の選択につながっているのかもしれません。
注文したものの、まだ手元に届いておらず、待ち遠しいのですが、上記の記事で、少しイメージを持つことができました。
自分の興味としては、今、これで何がどこまでできるのか、できないことは何か、どこまでこれ1台でまかなえるのか、といったことですね。手元に来たら、そういった観点でチェックしてみたいと考えています。