<東日本大震災>アルバム、写真…思い出探しに学生ら奮闘

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000009-mai-soci

道端に多くの写真が落ちているのを見た小田さんは「思い出までなくなるのは悲しい」と、中学の同級生と5人で拾い集めることに決めた。
19日に村を歩き、がれきの中からアルバムを見つけて回った。20日は村内の路上で段ボールの上にアルバムや写真を広げ、「一時保管しています」と住民に知らせた。自宅に流れついた他人のアルバムを持ち寄る人も現れ、行方不明者の捜索にあたる消防隊員も、見つけたアルバムを「お願いします」と置いていくようになった。

こうした思い出につながるものは、失うと喪失感が大きく、それだけに取り戻すことで精神的に良い影響が出ることが期待され、なかなか良いところに着眼した活動という印象を受けます。
今後、膨大な瓦礫の撤去作業がさらに本格化する中、こうした、きめ細かなところに入って行くようなボランティアというものも、大きく求められることになるでしょう。被災地へボランティアで行きたいと考えている人々の出番も、そろそろのようです。