英BBCが日本人視聴者に謝罪、二重被爆者

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2782979/6714752

番組でフライ氏は「この男性は世界で最も運が悪い人、あるいは見方によっては世界で最も運が良い人です」と話すと、コメディアンのアラン・デイヴィス(Alan Davies)氏が「爆弾が頭の上に落ちたけど跳ね返ったってこと?」と述べ、その後「彼は2度とその列車には乗らなかっただろうね」とも話した。
さらに別のコメディアン、ロブ・ブライドン(Rob Brydon)氏も「コップに水が半分しか入っていないか、半分も入っているか、だね。まぁ放射能だから、どっちにしても飲めないんだけど」と述べた。

このニュースに接した当初は、なんてひどい話だ、と怒りを覚えるだけだったのですが、上記の場面を一通り訳出したものをネットで読んでみたり、いろいろな人の意見を読んでいるうちに、英国人のユーモアのセンスが、日本に住んでいる我々とはかなり異なっているのではないかという気がしてきました。
ただ、カルチャーとかユーモアのセンスの違い、仲間内だけの笑い、ということであっても、そうであるからこそ、異なるカルチャーや考え方といったことへの配慮や思いやり、といったことも、世界中で注目されているBBCであればなおさら、必要であったのではないかということも感じました。
この問題の背景には、原爆の甚大な惨禍ということについて、諸外国では、まだまだ知られていないということがあるのではないかと思われますし、放射能の影響というものが、いかに深刻で、影響を受けた人の人生を暗転させるかということについての知識、理解が乏しいということもあるのではないかとも思われます。
ツイッターでもちょっとコメントしましたが、英国にはBBC、日本にはNHKという、巨大な公共放送がありますから、ここは協力し、広島、長崎への原爆投下のプロセスやその後の世界へ与えた影響等について、冷静に描き出すドキュメンタリーを制作してもらいたいと思います。「核なき世界」を目指す上で、有益なものとなるでしょう。