再生砕石にアスベスト 駐車場、工事現場で利用

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010081890070704.html

確認できたアスベストを含む建材の多くは、工場屋根などに使われるスレート材。調査した「浦和青年の家跡地利用を考える会」(さいたま市)の斎藤紀代美代表は「形を変えたアスベストが身近にあることに驚いた。全国的な実態や健康への影響を、行政が早急に調査すべきだ」と話す。

建設リサイクル法を所管する国土交通省は「ほかでも混入している可能性は否定しないが、実態は不明」。環境省は「スレート片からの飛散状況の測定データもなく、健康リスクは判断できない」としている。

これは由々しき問題でしょうね。駐車場で、こういった砕石を使っているところを見ることがありますが、民家の近くにあることも多く、周辺住民や近くを通りがかった人々に、思いがけないアスベストの被害を受けている可能性もあります。
所管官庁が、早急に調査して、具体的な対応を講じる必要があるでしょう。身近なところに深刻な健康被害を生じさせる原因が転がっている可能性がある、ということに驚きました。