タッチ画面のブラックベリー発売=iPhoneに対抗―加RIM

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100804-00000020-jij-int

カナダの移動体通信機器大手、リサーチ・イン・モーション(RIM)は3日、多機能携帯電話「ブラックベリー」の新機種として、タッチスクリーンとスライド式のキーボードを備えた「トーチ9800」を発売すると発表した。
ブラックベリーはビジネスマンを中心に愛用されているが、最近はタッチ画面式で操作性に優れる米アップルの「iPhone(アイフォーン)」や米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンなどが人気を集めている。RIMは新機種で顧客の流出に歯止めを掛けたい考えだ。

最近、ブラックベリー9700を入手して使い始め、興味津々で試しているのですが、iphoneやdesireでタッチパネル方式に慣れていると、そうではないブラックベリー9700は、何となくもどかしい感じはありますね。
今後、印象が変わるかもしれませんが、今、感じているのは、ブラックベリーは、従来型の「携帯電話」のイメージを引きずっている面があり、それが長所でもあり、また、大画面、タッチパネルが主流になっている現状では短所、弱みにもなる、ということで、その点、タッチパネル方式を採用したことは対抗策として理解できるものがあります。
最近、報じられている

UAE、サウジに続きインドも? ブラックベリー規制の輪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100804-00000113-san-int

といった中で、

インドでも政府がRIM社に検閲を可能にするようインド国内にサーバーを置くことを求めているが、インドのPTI通信によると、RIM社は3日に出した声明で「ブラックベリーのセキュリティーは、暗号化された情報をRIM社や第三者が解読できない構造になっている」として、治安当局の要請に応じることは技術的にも困難との見解を示した。

と、セキュリティの高さが図らずも実証された形になっているブラックベリーですが、実績、定評のあるスマートフォンであり、今後も堅実に使い続けられそうです。