W杯 韓国取材陣が相次ぎ強盗被害 治安の悪さ「想像以上」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100607-00000516-san-socc

ヨハネスブルク市内の中心商業地区にあるビル1階のトイレで、韓国民放局MBCと契約しているフリーランスの報道ディレクター(38)が3人組に襲われた。ディレクターは首を絞められた。失神している間に現金1500ドル(約13万7000円)とパスポートを奪われ、腰などにも軽傷を負った。

ヨハネスブルク市内ではまた同日午後、レンタカーを運転して中心街ハウトン交差点にさしかかったSBS教養局のディレクター1人が、信号待ちのため停車したところ、いきなり車のドアを割られる被害に遭った。ディレクターが機転を利かせて車を急発進させたため、犯人はそれ以上追跡せず、強盗は未遂に終わったという。

今回の襲撃に韓国治安関係者は「現地の治安状況は想像以上に悪い。W杯開催期間には外国人を狙った強盗が活発化するとの情報もある。滞在外国人はホテルを一歩出ればお祭りムードでは済まない情勢にあり、旅行者はもちろん、大会関係者のセキュリティーにも万全を期すよう現地当局に要請した」としている。

以前、ケニアへ行った際に痛感したのですが、周囲が肌の黒い人ばかりの中、アジア人が入って行くと、かなり目立つものがあって、強盗等の格好の標的になる可能性が高いのではないかと思います。ヨハネスブルクでは、交差点に車で差しかかって赤信号になっても止まれではなく「進め」だと言われているという話を聞いたことがありますが、上記の記事にあるような事件を見ると、正にその通りであると感じます。
日本からもワールドカップ観戦でかなりの人が南アフリカに行くことになると思われますが、持つ金品は必要最小限にとどめ、できるだけみすぼらしい、小汚い格好をして、危険な場所は避け(と言っても安全な場所のほうが少ないようですが)、標的にならないよう注意したほうがよいでしょう。