キムタク『HERO』に憧れる大学生に元検事が意見

http://news.ameba.jp/domestic/2010/01/56339.html

キムタクTVや安定志向…検察事務官が人気就職先、大卒が殺到
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20100125#1264399303

が記事になっていました。

またその一方で「どうしても縁の下の力持ち的な役回りになり、下積み生活が長くなりますから、エリートコースを歩んで一流大学を出たような人が、そういった役割に徹し、司法試験に合格した検事の下で、時にはあごで使われるような状況の下、わだかまりなく仕事ができるかということも、よく考えておいたほうが良いのではないかという気がします」と大学生に対して意見を述べている。

検察事務官になってみて、捜査・公判に適性があると感じられれば、まずは副検事を目指し、可能であれば特任検事を目指してみる、というのもやり甲斐があって良いでしょうね。
以前は、特任検事が弁護士になる道が閉ざされていましたが、制度が変わり、現在は、一定の認定、研修を経ることで、弁護士になる道が開かれています。特任検事にまでならなくても、副検事は定年が63歳で、一般の公務員よりは長く現役として働けるなど、メリットは大きいと思います。
副検事、特任検事というコースではなく、「事務方」として、最終的には地検や高検の事務局長になるようなコースもあって、そこはその人の適性ややってみたい仕事は何かといったことによるでしょう。