「両陛下、体調必ずしも万全でない」北米出発前に宮内庁

http://www.asahi.com/national/update/0629/TKY200906290103.html

天皇陛下は昨年12月、不整脈で公務などをとりやめた。その後はほぼ安定しているが、散発的に症状が続いている。治療の副作用を防ぐため、運動も不可欠という。
皇后さまは今年2月、ひざの靱帯(じんたい)を傷つけ、現在もリハビリを続けている。今も左足首に時々痛みがあるという。

両陛下の御健康状態から考えると、約2週間に及ぶ外国訪問は、かなり負担になる可能性が高く、今回はやむをえないとしても、今後、外国訪問については相当慎重に考える必要があるのではないかと思います。
どうしても行く必要がある場合でも、専用機の中に医療設備、スタッフを充実させた状態で臨むなど、細心の注意が必要でしょう。
今回についても、外国訪問自体を取りやめるということも考えるべきではないかと懸念されます。
麻生首相も、解散や選挙のことで頭が一杯になっているのかもしれませんが、天皇陛下に対し助言と承認を与える立場として、真剣に考えるべき問題でしょう。