なんと年収1300万円も!有名私大職員「高すぎないか」

http://www.j-cast.com/2009/06/01042343.html

どこぞの大企業か、と見間違えるような数字が並んでいる。45歳職員で、平均年収が上から、
関西大1250万円、明治・中央大1158万円、立教大1129万円、早稲田大1100万円…。
これは、日本私大教連の各地区労組がまとめた有名10大学職員の年収一覧だ。配偶者と子ども2人がいる職員を対象に、本俸やボーナス、各種手当を含んだ2008年度の年収を調査した結果になっている。この年収一覧は、私大教連機関誌の09年5月28日付大阪・京都滋賀版に、「09春闘に役立つ資料」として載せられている。
45歳では、実に7大学が年収1000万円以上だ。35歳でも、明治大956万円をトップにすべて年収700万円以上になっている。55歳を見ると、慶応大の963万円を除きすべて1000万円以上で、トップの関西大では、なんと1343万円にも達しているのだ。

これが高すぎるのか、妥当なのか(低すぎるという声はないと思いますが)は、なかなか難しい問題でしょう。労働時間の長さや様々な負担、責任の重さや優秀な人材を集める必要性といったことを考えると、高すぎないという見方も十分あり得ると思います。
ただ、その一方で

年収100万円台も珍しくない 非常勤講師「使い捨て」の悲惨
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090507#1241678257

といった悲惨な現実もあり、待遇面で、どこかバランスを失しているのではないかという印象も強く受けるものがあります。
法科大学院の場合も、私のような「使い捨て派」の非常勤講師(既にやめて久しくなりますが)は雀の涙ほどのお金しかもらえない一方、おそらく、高い学識があったり立派な経歴があったりするとかなりの好待遇で三顧の礼をもって迎えられるのではないかと思われ、まあ、世の中そんなものと言えばそんなものということにはなりそうです。