「グーグル・アース」に差別地名 国会で指摘され引っ込める

http://www.j-cast.com/2009/05/07040703.html

問題が指摘されているのは、「グーグル・アース」に06年11月に追加された機能。ここ数年に撮影された衛星画像の上に、1680年から1892年にかけて制作された世界中の古地図を重ねて表示できるというもの。地図を提供したのは米地図収集家のデビッド・ラムゼイ氏で、同氏はこの25年で15万枚の古地図を収集。スタート時点では、そのうち16枚がグーグルに提供された。
日本国内については、東京や京都、大阪など、現在では少なくとも7種類が表示可能だ。

松岡議員は、
「例えば古地図にあります穢多村、被差別部落、今のところね、出ています。東京では被差別部落は行政的に『ここがそうだ』というふうに地区指定していませんですから、なかなか分かりにくいんですね。しかし、古地図と合わすと分かってきているんですね」
と、古地図から、かつて被差別部落だった場所が特定されてしまうおそれを指摘。「

またもやグーグルに関して難しい問題が発生しているようですが、やはり、サービス提供に当たり、それぞれの国のカルチャーとか歴史、国民感情等に対して十分な配慮をしないと、深刻な問題を招きかねないということではないかと思います。
部落差別問題は、長く続く根深い問題ですが、無頓着な人も少なくなく、無頓着なままでいると、大きく足元をすくわれかねず、社会人として最低限の勉強はしておく必要があると思います。
この問題の今後には注目する必要がありそうです。