Google Earthで30億ドル相当の財宝発見? 発掘をめぐって裁判に

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/02/12/005/

Smith氏は「Lost Treasures of American History」という本を頼りに、Google Earthを使って財宝が眠っている可能性がある場所を見て回っていた。テキサス州のAransas Pass周辺でクリークの不自然な形状に気づき、バーカンティーン型帆船の残骸ではないかと考えた。そして専門家に相談した上で、金属探知機を持って現地を訪問。独自調査の末、そこに難破船があると確信した。

本当に難破船が眠っているとすれば、ほとんど人が入り込まない湿地帯であるため、これまで見つからなかったと考えられる。Google Earthのようなツールの登場によって、そんな場所に誰でも簡単に踏み込めるようになった。Google Earthを使ったトレジャーハントの成否にも注目が集まっている。

財宝があるのではないかと思われる土地に関わる紛争は、昔からよくあるパターンですが、文献とグーグルアースを使って、上記のように位置を特定する、というところに斬新さを感じますね。今後、この手法は、ますます使われるようになり、見落とされていたものが発見されるということが次々と起きそうな予感がします。
地球は広く、意外なところに未発見のものが眠っている、グーグルアースで探そう!と言うと、グーグルの回し者のようになってしまいますが。夢があって、こういうニュースに接すると、何となくわくわくします。