1月新車販売:27%減 落ち込み過去最大

http://mainichi.jp/select/today/news/20090203k0000m020077000c.html

単月としては、第1次石油危機の74年5月(45.1%減)に次ぐ史上2番目の減少幅。販売台数も1月としては72年以来の低水準だった。世界景気の悪化を背景に、新車販売は歴史的な低迷が続いている。

特に、トヨタのレクサスは57・7%減

私は、ビジネス誌としては日経ビジネスを定期購読していますが、同誌の最近の記事でも、日本でも欧米でも車が売れない、ということが繰り返し報じられていて、その種の記事の見出しを見るだけで、わかったからもういいよ、聞きたくないよ、という気分になってしまっています。
最も大きな原因は昨年後半以降の未曾有の大不況ですが、それだけではなく、人々のライフスタイルの変化、車に対する思い入れの低下、耐久性の向上により買い替えの頻度が下がっていることなど、様々な要因が積み重なって、そこに未曾有の大不況がとどめを刺してしまったように思います。
私が読んだ記事では、BMWから軽自動車への買い替え、といったことをしている人もいるとのことで(それで困ることは何もなさそうです)、特にレクサスに代表されるような高価な高級車は、今後、ますます売れなくなり壊滅状態になることは確実と思われます。
どの業界でも、お金持ちからたんまりとお金をもらい左うちわで暮らす、ということは困難になり、細かい、少額の仕事であってもこつこつとこなし、確実に売り上げて行くということをしないと生き残りは難しい、という状況が、今後、しばらく続きそうです。そこは弁護士業界も例外ではないでしょう。