2008年を振り返って(その2・4月から6月)

4月に

ゴールデンウイークの過ごし方
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080425#1209057302

と、忙しげなことを書いていますが、実際に忙しく、ゴールデンウイーク中はずっと仕事をしていました。5月になると、

楽しい休日
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20081210#1228843690

と、やけくそ気味(?)のエントリーもあって、懐かしさを感じます。
4月には

自白調書 検察側が撤回 愛知の放火 裁判員制備え、長期化回避
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080430#1209566271

というエントリーで、

誤解を恐れずに言うのであれば、そうして作成した供述調書は、真相をパッケージ化して封じ込めたようなものと言っても過言ではなく(常にそうであるとは限りませんが)、検察官立証の柱として検察官調書を据え、あくまでもそれにこだわって行く、ということには、それなりの理由があったはずでした。

などと、東京地検特捜部副部長のようなことを口走っていますが、その後の

広島の小1女児殺害控訴審 判決要旨
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20081210#1228843690

で取り上げた事件では、自白調書を採用しなかった原審の措置が審理不尽として高裁で厳しく批判されており、裁判員制度が実施されて行く中での、捜査段階で作成された供述調書の取り扱いは、今後、ますます重要な問題となって行く可能性が高いでしょう。
5月の

ユダヤ人の子供2500人を救った女性死去
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080513#1210671119

というエントリーが、今見てもしみじみとしたものを感じます。これだけの偉業を成し遂げながら、

「私が『英雄』と呼ばれることには抵抗がある。実はその逆だ。私はほんの一握りの子供しか救えなかったことに、今も良心の呵責(かしゃく)を感じ続けているのです」

と語る、研ぎ澄まされた高潔な人間性というものに畏敬の念を覚えずにはいられません。
5月には、川田亜子アナの自殺という衝撃的な出来事があり、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080526#1211771317
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080528#1211904132
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080529#1212068347

とコメントしていますが、自殺者が高どまりしていう現状の中で、実効的な自殺防止対策を講じる必要性を感じさせた出来事でもありました。
6月になると、

海外リベート、立件に壁
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080606#1212709258

で、

どういった処分結果になるのか、どういった立証が行われるのかは、私としても興味があり注目しています。

と、この時点では完全に他人事として語っていましたが、その後、他人事ではなくなり、東京拘置所へ通いつめたり公判に出たりすることになりました。
この時期には、

ものすごく高いガソリン
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080617#1213706203

にあるように、ガソリンがものすごく高い状態でしたが、金融危機後、見る見るうちに下がり、一昨日に東京地裁八王子支部へ行った帰りに給油した際には、ハイオクでもリッター132円程度まで下落していて、驚くばかりです。