「前科43犯ぜひ45目指してほしい」 司法修習生軽率ブログが閉鎖

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000001-jct-soci

3月16日付では、自分が検察官に向いていないのではないかという思いを吐露した上で、
「検事の立場に対しての疑問もあるし,なんだか仕事の幅が狭いとも感じた。検事が言ってたけれど,社会のゴミ掃除ばっかりやってると視野が狭くなると(思う)」
と、「検事の仕事は社会のゴミ掃除」と受け取られかねない記述だ。

「ゴミ掃除」という表現には、やや語弊もありますが、検察庁の仕事には、そういった側面がかなりあるのは事実です。また、私自身、検事から弁護士になって、接する出来事や人々の範囲が広がる中で、検事時代の自らの視野の狭さを反省することは多かった、と、振り返ってみて感じます。
このブログに、書き手が自らの立場をわきまえていない、軽率な面があったことは事実ですが、書いてある内容には見るべき点もあり、その内容のすべてを完全に否定しきってしまうべきではないのでは、というのが、この記事を読んでの感想ですね。