ドキュメントヒトラー暗殺計画

ドキュメントヒトラー暗殺計画

ドキュメントヒトラー暗殺計画

今日は、ある事件の関係で、日帰りで地方へ出張していて、行き帰りの新幹線の中で、主にこの本を読んでいました。全400ページ余りで、かなりの分量ですが、100ページあまり読みました。
読みながら思い出したのは、「一殺多生」という言葉でした。この言葉を安易に使ったり、テロ行為に及ぶことは厳に慎むべきですが、ナチスが台頭し、ドイツが、ヨーロッパがヒトラーの暴虐の犠牲になる状況においては、ヒトラーを暗殺という方法で排除することは、やはり必要であり、それが成功していれば、この本の冒頭でも述べられているように、多くの人命が救われ多くの貴重な文化遺産が破壊を免れることができたでしょう。
砂漠の狐」と称えられ、ヒトラー暗殺計画に連座したとされて悲劇的な最期を遂げたロンメル元帥も登場し、最後まで読み通したいと思える一冊です。